2020.08.20
今回は、お刺身の美味しさに大きく関係する成分「イノシン酸」について解説したいと思います。お刺身が好きな方はぜひチェックしてみてくださいね!
味覚に影響を与える成分は世の中に100種類以上あると言われていますが、中でも刺身の味を左右する「イノシン酸」は代表的なうま味成分だと言えます。
イノシン酸とは、ATPという筋肉を動かすためのエネルギーを生み出す物質が分解されてできる成分です。魚が生きている間は、ATPは分解されてもすぐにエネルギーとして再生されるためイノシン酸は少ないのですが、魚が死ぬとATPの分解とともにイノシン酸が増えていきます。
魚が死ぬ間際にバタバタと暴れてしまうと、暴れることにエネルギーを使ってしまい、イノシン酸が減ってしまいます。そのため水産業者はできるだけ苦しませないように魚を獲ってからすぐに殺しています。
イノシン酸を増やすためには、魚を苦しませずに殺し、その上で20時間ほど寝かせておくことが大切なのです。
日立の旬肴酒場板火では、おいしい刺身や日本酒が楽しめる和食居酒屋です。一見居酒屋とは思えないようなおしゃれな雰囲気で、オーナーが毎日仕入れた新鮮な魚を手作りでご提供しております。
美味しいお刺身が食べたくなったら、ぜひ日立の居酒屋『旬肴酒場 板火』へご来店ください!